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ランドセル症候群とは?重いランドセルの対策と影響!なぜ高いのか?不要論相次ぐ




小学生の間で問題になっているランドセル症候群について解説。
重いランドセルの影響とその対策について、
また、なぜランドセルは高いのか?
不要論が相次ぐランドセルについて必要性を考察します。

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ランドセル症候群とは?


ランドセル症候群とは、体に合わない大きさや重さのランドセルを背負い長時間過ごすことで発生する心身の不調のこと。
具体的には、筋肉痛・肩こり・腰痛といった身体異常。
また、重いランドセルを背負って通学するときに感じる憂鬱などの精神的苦痛のことです。

ランドセル症候群を感じているこどもたちはどれくらいいる?

学校用水着開発の大手「フットマーク」社は、小学1年生から3年生とその保護者1200人にアンケートを実施。
対象児童の90.5パーセントは「ランドセルが重い」
保護者の85.8%も「子供には重すぎると感じる」と回答しました。
重く感じている児童の3.1人に1人が通学時に肩や腰、背中などの痛みを訴えたことがあると回答しているようです。




なぜランドセル症候群になる?重さの影響

米国の研究では背負う荷物の重さは体重の10パーセントが望ましいという結果が出ています。
小学生低学年の平均体重は25キロ、ランドセルの重さの平均は3.97キロで15パーセント以上にもなります。

また、小学生はよく走ります。ランドセル内の荷物が揺れ、
衝撃が強く肩にかかります。それにより、肩こりや痛みを引き起こしやすくなるのです。
つまり、こどもの限界を超えたランドセルの重さによってランドセル症候群が起きているということです。

ランドセル症候群!重さへの対策


ランドセル症候群を引き起こすのはランドセルの重さ。
そのため、重さが減らすことが対策になります。

具体的には置き勉です。教科書を学校に置いて帰ることが対策になります。
しかし、約半数の小学校は置き勉を禁止しているよう。

小学生はまじめですから、言いつけを守り、
毎日、すべての教科書を持ち帰ることも多いでしょう。
置き勉をできれば一番良いですがそれができない子もたくさんいます。

ランドセル自体を軽くする対策

置き勉ができないならランドセル自体を軽くするしかありません。
または、軽く感じさせるしかないです。

1.ランドセルを軽くする


近年は技術も進み軽いランドセルも出てきています。
一番人気なのがセイバンの「スゴ軽エアー」

ランドセル自体の平均重さが1100~1300gなのに対し、このランドセルは990gという最軽量を実現しています。
また、傾斜のついた斜め底構造により、ランドセル内の教科書が背中側に常に倒れるようになっています。
これにより、重心が背中側に寄り、軽く感じられます。

このように、軽く感じる仕組みのついたランドセルもありますが、
すでにランドセルを所持しているひともいるでしょう。

そんなときはランドセルの調整によって対策をするのがおすすめです。
軽さを感じるためには背負った時のフィット感。
重量よりもこれをおろそかにすると体感重量が重くなります。

しっかり密着することで、重さが体全体に分散し、腰への負担が軽減されます。

ランドセルの肩ベルトの長さを調整し、フィットさせるようにすることが大切です。
子供は乱暴にランドセルを使うので徐々に、形が変わってきます。
都度調整してあげるのがよいでしょう。



ランドセルはいらない?不要論 ランドセルがなぜ必要なのか?

そもそも、ランドセル自体を変えられればランドセル症候群になることはありません。
しかし、伝統的にランドセルは使われており、ほかの選択肢をとることは事実上不可能です。

そもそもいつからランドセルを使うようになったのでしょう?

ランドセルは江戸時代からの歴史がある

ランドセルは江戸自体から続いています。
江戸時代、日本軍人は、背嚢(はいのう)という布製のカバンを使用していました。これがランドセルの始まりと言われています。
明治時代になると、背嚢を子供たちが通学カバンとして使うようになりました。
オランダ語では背嚢はランセル、それがなまってランドセルと言われたとか。
当時は高級品で一般的に普及したのは昭和30年代以降のことです。

なぜランドセルが必要?その理由

ランドセルはランドセル症候群を引き起こす一方でメリットがあります。

1.耐久性
ランドセルは耐久性ばっちりです。小学生がいくら振り回しても6年間で壊れることはなかなかありません。
また、防水性があるので、なかの教科書も守ります。
型崩れもしないので、教科書が折れ曲がったり破れたりすることもありません。
まさに、元気なこどもがどんな使い方をしてもいいように作られたカバンというわけですね。
2.子供を守る
ランドセルは背中側に大きなクッションが入っています。
道路に飛び出す小学生が車に引かれたケースは多いですが、ランドセルがクッションになって助かったこともあります。
階段から転んでも、重い背中側から落ちれば、ランドセルが衝撃を吸収します。
このように子供を守る防具としての役割もあります。
3.たくさんの荷物が運べる
子供たちは毎日おおくの教科書や荷物を運んで通学しなくてはいけません。
その点で、手提げかばんでは、片手がふさがれますし、リュックサックでは荷物があまり入らない。
ランドセルを使うことで、たくさんの荷物を運ぶことができます。
また、肩ベルトでしっかりと小学生の体にフィットさせたランドセルならば、体への負担は
ほかのバックに比べたら最小限におさまります。

安全収納丈夫なランドセルは、6年間使うという意味でも小学生に最適。
そのため、ランドセルが選ばれているのです。不要論もいわれていますが、代わりのカバンはなかなかないといえます。



なぜランドセルは高い?その理由は

ランドセルがいいものと分かったけどそれにしても高すぎという声があります。

ランドセル工業会による調査によると、2020年4月入学のランドセルの平均価格は53,600円となっています。また、5割以上が50,000円以上のものを購入しており、ここ数年ランドセルの平均価格は上昇傾向にあります。
引用 - フィットちゃんマガジンhttps://www.fit-chan.com/magazine/archives/2608

このように、ランドセルは5万円以上もする高級品です。さらに近年は値段も上がってきているようです。

1.素材
ランドセルはいうまでもなく革でできています。天然革、人工革と種類はありますがいずれにしても
高い素材であります。
傷がつきにくい、撥水性に優れた耐久性の高い良い素材を使うのでしょうがないです。
先ほど説明したように、ランドセルには必要なものです。
2.機構
単純なカバンに比べてランドセルは複雑です。あの大きさで全面革張り。
ワンタッチ開閉機能を持っていたり、作るのに手間がかかるので価格が高くなりがちです。

ランドセルは6年間使うものですし、機能面を考えても決して高い買い物とは言えないと思います。
安いものを頻繁に買い替えるよりも1つ良いものを使った方が愛着も沸くし、子供は物を大切にしてくれると思います。
また、兄弟からおさがりとしてランドセルを引き継いだり、高い耐久性で兄弟にわたりランドセルを使わせる家庭もありますからね。



それでもランドセルが高い?近年高騰する理由


ランドセルが高くなるのはしょうがないといいましたが、近年はランドセルも高騰しているようです。
その理由はこちら。

1.ランドセルの大型化
A4フラットファイルに対応した大きめのランドセルが作られ、それにあわせて値段が高くなっています。
2.少子化
少子化でこどもひとりにかける入学費用が高くなりがちでランドセルにかける費用も高くなっています。
3.カラーやデザインの増加
カラーやデザインが増加するとともにそういったランドセルの需要も高くなりました。
多品種少量生産で値段が高めになっています。

高騰しがちなランドセルですが、もちろん安いモデルでしっかりとしたものもあるので
ランドセルが高すぎる!と不満に思う方は安いモデルを選ぶのがよいですね。

まとめ

ランドセル症候群といわれる身体的精神的疲労を感じる小学生が増えているのは驚きでした。
しかし、ランドセル自体はこどもにとって最適の良いカバンなので、いらない!と不要論をなげくのは早計に感じました。
ランドセルの肩ベルトを調整するなどして、できるだけランドセルを軽くさせる対策をとることが大切ですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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